外科
当院外科では、浮羽地区の中核病院として可能な限りの外科的疾患や外傷に対応しています。年間手術件数は120~130例程度です。手術の内容は、皮下腫瘍摘出などの外来日帰りでの小手術から、消化器外科、呼吸器外科、一般外科(鼠径ヘルニア、痔核手術等)などの麻酔科管理の手術まで行っています。
低浸襲を目指した内視鏡手術も胆石、自然気胸、大腸癌などで導入しております。緊急手術もオンコール体制で可能な限り対応しています。
胃がん、大腸がん、乳がんなどの悪性腫瘍では、手術で治療が終了するわけではなく、ある程度進行したがんでは術後に補助化学療法が必要になることもあります。また比較的早期の場合でも術後再発のチェックのために定期的な検査は必要です。当科では地域の登録医と連携を取りながら、これらの術後フォローアップをさせて頂いております。また、がんと診断された時点から緩和ケアを開始するという当院の緩和ケアにおける理念に基づき、適切な緩和ケアを提供できるように努めています。
今後も個人の特性や生活背景を考慮した全人的外科医療を目指して行きたいと思います。