職員を対象にBLS研修を開催しました
2024/02/10
当院では、1月22日(月曜日)から31日(水曜日)にかけて、職員向けにBLS研修を実施しました。
BLSとは、「Basic Life Support」の略称で、心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置のことです。
人間の脳は、2分以内に心肺蘇生が開始された場合の救命率は90%程度ですが、4分経過では50%、5分経過では25%程度に救命率が落ちるといわれています。そのため、突然倒れた方がいた場合、すぐに救命処置を実施できるかが重要となります。
今回のBLS研修は、当院の総合質管理部 医療安全管理課が中心となって開催しました。
医療安全管理課は、安心安全な医療サービスの提供を実現するため、医療安全行為の指導、医療事故防止の仕組みづくりに取り組んでいる部署です。
当院では全職種を対象に研修を実施しており、職種に関わらず職員の誰もがためらわず、勇気をもって対処一次救命処置を行うことができるよう、病院全体で一次救命処置の研修に取り組んでいます。
研修の前半では座学を行い、適切な一次救命処置について学びました。
後半は、AEDを用いて、実際の現場を再現した実技を行いました。
今後も、地域の皆さまが安心して当院をご利用いただけるよう、病院全体でスキルアップに努めてまいります。