防災・防犯訓練を実施しました
2023/11/08
11月7日(火曜日)、当院にて防災・防犯訓練を実施しました。
訓練の前半は、防災訓練として「耳納活断層を震源とする震度5弱の地震が発生し、周辺地区の停電と院内における火災発生」を想定して行われ、医療専門職をはじめ、約60人が参加しました。
実際に災害対策本部を設置し、院内放送を用いて、院内の状況確認や情報整理、情報共有を行いました。また、患者さまの避難導線の確認や避難の実践、医療機器の稼働確認、防火シャッターの動作確認等、実際の災害発生時を想定した緊張感のある訓練が行われました。
後半は、防犯対策として侵入者・不審者の侵入を想定し、防犯用具「さすまた」の取扱いについて学びました。外部講師としてALSOK福岡株式会社久留米営業所から3名の社員の方をお招きし、さすまたの使用方法や不審者を追い詰める行動について実践を用いてご説明いただきました。
全体の訓練を終えた後に検討会を開催し、参加者全員で訓練について振り返りを行いました。
田主丸中央病院は、災害時に医療提供の中核的な役割を担う「災害拠点病院」に指定されており、年間を通して防災訓練や研修を行うなど、病院全体で日々防災意識の向上に努めています。
今回の訓練を通して明らかになった課題を改善していくとともに、災害拠点病院として災害発生時の体制を更に強化し、「地域のために、地域とともに」の理念の下、真に災害に強い病院を目指してまいります。